【書評】単調な日常に退屈している方に向けて…おススメの2冊

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最近ようやく暖かくなってきたので今回は久しぶりに旅ネタの書評を。

 

結局旅ネタはこの一記事を書いたきり完全にとまっていましたが…全くドラムと関係ないことを頻繁に書くのもどうかと思っていまして止めてました笑。

www.drum-lesson.net

 

しかしこのブログはミニマリストブログでもあり、ミニマリストは旅好きが多い。毎回音楽のことばっかり書くのも息が詰まるので、今回は特にためになることはさほどありませんが、同じような趣味嗜好の方には面白いかもしれません。

 

ところでなんでミニマリストは旅好きが多いのか?と考えるとパットこんなところが考えられます。

 

✔もともと持ち物が少ないので自宅にいても旅先にいるような状態

✔好奇心旺盛なので毎日同じ状態にいると退屈

✔そもそも人混みという「ノイズ過多な環境」がきらいなので、田舎に行くと安心する

✔ブログはどこでも書けるので旅先で書くのも面白い

 

こんなところでしょうか。では早速紹介に。

 

■おススメ①「引きこもらない」pha・著

 

まずはおなじみPha氏の昨年の著作「引きこもらない」より。私はPha氏の「持たない幸福論」も読みましたがこちらの方が何故か世界観に引き込まれました。

 

ひきこもらない (幻冬舎単行本)

ひきこもらない (幻冬舎単行本)

 

  

この中の一節「一人で意味もなくビジネスホテルに泊まるのが好きだ」が面白い。どんな内容かというと、

 

「自分の部屋でだらだらしているのが好き」という気持ちと「でも自分の家でだらだらしているのも飽きる」という願望を同時に満たしてくれる方法として「知らない街に行って適当なビジネスホテルに泊まる」。

 

というもの。もちろん旅行はしっかりとスケジュールを綿密にたてて観光地をできるだけたくさん回る…という旅もありますがそれだけではない、「旅=非日常を楽しむ」という醍醐味をPha氏は提唱しています。

 

そして更に私が好きなのが次の部分

 

「同じ部屋に続けて泊まりたいとはあまり思わない。せっかく日常から逃れて新しい場所に来たのに、2拍目に突入するともう部屋の新鮮さが腐り始めて、空間化日常に浸されていく気がするからだ」

 

どうでしょうこの表現。やっぱり初めて泊まる宿の部屋に入った感覚がいかに新鮮か、そして人間の持つ「環境に適応する」という修正でもあり、悲しい性でもあるこの気持ちが鮮明に表現されているのではないでしょうか。

 

ついでに言うとたまに知らないところに泊まると、普段あるはずのものがそこにはないので、とても頭を使います。そして再び自分の家にもどってきたとき…「あぁ我が家ってこんなに快適だったんだ!」と思うわけです。

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■おススメ②「そのおこだわり、俺にもくれよ(1巻)」清野とおる・作

 

そしてもう一つ似たようなテーマの作品が。

 

このマンガは世に潜んでいる自分だけの「おこだわり(楽しみ)」を持つ人を取材してその生態を暴いていくというマンガなのですが(詳しくは私の過去記事をどうぞ)。

 

www.drum-lesson.net

 

そのなかの「寝る男」という回をご紹介。これは「寝る」という行為に魅せられてその細部に至るまで追及をしている人の話。その中の一節がとても興味深い。

 

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あんまり漫画を丸ごと乗せるのはよろしくないので、セリフのみ引用します。

 

・うだるような猛暑日に最寄りのビジネスホテルに泊まる

・コンビニでカップ麺とか発泡酒とかナッツ類とか買い込む

・15時とか早めにチェックイン

・エアコンの温度を下げるだけ下げ、部屋をキンキンにする

・部屋が冷えたら布団にくるまって、翌日まで熟睡

 

どうでしょうか。今回のテーマにそっていえばこれも立派な「旅」だと思うのです。つまり「忙しくて旅行に行けない」あるいは「旅行にあてるお金が無い」という方はこんなお手軽な方法もあると。

 

そしてこのように普段と違う環境に身を置くことで自分の凝り固まった視野や気持ちが切り替わるのではないかと思います。気になった人(いるのか?)は是非お試しを。

 

ではでは。