グルーヴのあるドラミングをする秘訣とは?

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今回もドラムのお話。今回は「ポケット」というキーワードをご紹介します。

 

まぁちょっとマニアックな話なんですけど…この「ポケット」というキーワードを基軸にグルーヴについて考えてみたいと思います。なので「グルーヴ、グルーヴっていうけど…自分の演奏を録ったのを聞いてみるとなんか気持ちよくない」とかいう方のご参考になればと。

 

では本題に。

 

■ポケットとは?

 

まず今回のキーワード「ポケット」ですが、ざっくりいうと「その曲その曲に適した、ドラムが鳴るべき正しい場所」とでもいいましょうか。

 

この「ポケット」という言葉の出所は私も定かではないのですが…とても便利な言葉だと思うので今回ご紹介しようと思います。そしてこの「ポケット」が一番顕著に表れるのは「スネアドラム」の位置なのではないかと思います。

 

つまり、自分の演奏を聴いて「なんか気持ちよくないなぁ」と思うときの原因ってこのスネアドラムの鳴っている場所が原因なことが多いように思います。ちなみにリズムに関した用語に「前ノリ」「後ノリ」なんて言葉がありますが(詳しくはこちらをどうぞ)…

 

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打ち込みドラムがこれほど進化した今の時代に、あえて人間がドラムを叩く意味づけを考えるならば、この「微妙な人間によるゆらぎ」なのではないかと思うのです。

 

つまり人間臭い粘っこいグルーブはやっぱり打ち込みではできなくて、そこコツというのが「ポケット」なのではないかということですね。

 

■打ち込みドラムを聞いてみよう

 

そこで、まずは機械のドラム…すなわち打ち込みのドラムには「ポケット」がないのか?という問題から考えてみましょう。

 

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まずは↑の打ち込みドラムの動画を見ていただきたいのですが。私の私見としては「打ち込みドラムはポケットはあるにはあるけど、弱い」という印象を受けます。つまりサラッと、あっさりしてるわけです。

 

なので打ち込みドラムってもちろんタイミングはジャストなんですけど、じゃぁそのジャストなことって悪いの?ってことなんですね。

 

この問題を考えた時に、要はコストの問題なんですけど「ポケットの気持ちよくない生身のドラマーの演奏を使うよりかは打ち込みドラムの方がよい」という感じになりますでしょうか。つまり消極的な理由ですね。

 

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■ポケットを作るには?

 

さてここからは「ポケット」が心地よいドラムを叩くにはどうすればよいか?を考えていきたいと思います。先に結論をいうと…それは「予備動作を意識する」ということだと思います。

 

つまり野球のピッチャーに例えるならば「大きく振りかぶっている」動作のことですね。

 

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これはどういうことか?というと、人間の動作ってどうしてもタイムラグが生じるものなので、「この位置にスネアを叩こう」と思った瞬間から実際にスネアを叩くまでにはどうしても時間差ができます(もちろん、100分の1秒とかそのくらいの話ですけど)。

 

そしてこの時間差こそが、自分が思い描いているポケットとのずれになってしまうのではないかと。なので、あらかじめ自分がスネアを打ちたい位置に前もってスティックを振り上げておく「予備動作」が必要となるわけです。

 

これは武道でいえば、「構え」に当たるものですね。つまりいつでもパンチを出せるように構えておく様な。

 

なので、この「予備動作」をじゃぁいつやればいいのか?というと、それは裏拍、つまりオフビートのときにやっておく必要があるわけです。

 

以前にもこちらの記事で書きましたが、オフビートを感じられる様な練習をしておくと、リズムがよくなるのはこのためという理由も関与しているということなのです。

 

www.drum-lesson.net

 

つまり何が言いたいかというと、オフビート云々はとりあえず置いて置いて、自分が「このドラマーのスネアの位置気持ちいい!」と思うドラマーがいたら、動画などをみて、「予備動作」をどのタイミングでしているか?をいろいろ研究してみるといいかなと。

 

それがだんだんわかってきたら、オフビートや呼吸とどのようにリンクしているか?を考えてみるといいと思います。

 

■おわりに

 

というわけで中々マニアックな話になりましたが、もちろん研究するだけではなくて、自分の演奏も録音して聞き返すことも大切かと。

 

結構凹みますが笑、得るものは大きいので是非やってみて下さい。

ではでは。