ドラム×音楽×ミニマリズム

主に20年近くドラムを続けてわかったことを発信しています。心理学・物理学・ミニマリズムなどを切り口にして、「楽器を演奏すること」を掘り下げて書いているのでドラム以外の楽器をプレイする方たちにも何かの参考になればと思います。【ジャンル】ドラム、音楽理論、ミニマリズム、時々書評や趣味など

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ライブ本番で普段通りの力を出すコツは…本番当日のリハーサルの過ごし方にあった?

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昨日またライブがありまして、やっぱりライブは楽しいものです。というわけで今回もドラムのお話。割と初級~中級者あたりの方に向けて。

テーマは「ライブ本番時のリハーサルの過ごし方のコツ」です。

 

■はじめに

ライブ当日の本番前にはだいたいリハーサルがあるわけですが。ここでの過ごし方で結構本番の出来が変わってくるのではないかと、最近特に思っているわけです。

 

過去に寄稿しましたスタジオラグさんのブログや、こちらの過去記事とも若干かぶっている内容もありますが、今回改めて書きてみようかなと。

 

■ライブハウスという環境そのものが異世界

最初に強調したいのがこれ。つまり、「いつも慣れ親しんでいるリハーサルスタジオとは異世界」といっても大げさではないほどにとにかく勝手が狂います。

 

「そりゃぁ、ドラムも違うし、モニター(中音、つまり音の聴こえ方)も違うから当たり前でしょ」と思われたかもしれませんが、もっと根本的な問題な気がしまして。

 

つまり、我々はさんざん練習を重ねてきたいつものリハーサルスタジオの「全て」と共に演奏を身体に染み込ませているのではないかと。

 

この「全て」というのは、スタジオの照明、音響、ドラムの機材、エアコンの温度、湿度、いろんな臭い…など人間の五感(サブモダリティといったりしますが)と共に演奏を身体に染み込ませているのではないでしょうか。

 

だから「さあ本番やるぞ!」と意気揚々でライブハウスのリハーサルをやると「あれっ?」となるわけです。

 

なのでライブハウスは「全くの異世界」と思った方が良いでしょう。ただ、そう言ってしまっても演奏はしないといけないのでいくつかの対処策を書いていきたいと思います。

 

■ドラムの「リバウンド」の感覚を書き換える

これはどういうことかというと、ライブハウスの備え付けのドラムセットを使う場合、ハイハットや、ライドシンバル、クラッシュシンバルが分厚いものになっているまずそれだけで感覚が狂います。

 

かといって、借りる以上はどうすることもできないので、力まずにある程度太い音が鳴る力のかけ方をリハーサルで探っていきます。以前のこの記事も参考にしつつ、力任せに叩くことは避けなければなりません。

 

www.drum-lesson.net

 

つまり、何が言いたいのかというと、分厚いシンバルは「面」の力のかけ方でないと、鳴らし切るのは難しいからということです。 

 

あと、地味に調子が来るのがタムタムの表ヘッドがパンパンに張られている場合。これはスティックのリバウンドがあらぬ方向にいってかなりやりにくい。

 

私的には、サウンドチェックで自分の好みにチューニングしてもいいと思いますが…もしそれでPAの人に怒られても責任はとれません笑。まぁうまいことお願いしてみるとか、ですかね。

 

■メンタル面のコントロール

あと、自分のテンションを普段のリハーサルスタジオの時と似たような流れにするといいと思います。

 

私は普段のリハーサルスタジオでは最初の1~2曲目はあえて「適当」に叩いて全体の音のバランスや、自分のチューニングの音作りの確認をしているので、本番の時のリハーサル時も最初の曲はそんな感じであえて「適当」に叩きます。

 

ただ、ライブ本番は全力を出さないといけないので、リハーサルの最後あたりは8~9割の本気で叩くようにしています。

 

■身体のコントロール

これは以前にもこちらで書きましたが。

 

www.drum-lesson.net

 

本番は照明やらお客さんの体温でステージは暑くなるので、避けた方がいいパターンとしてこんなのがあります。それは、

 

「リハーサルは半袖とかでさらっとやったものの、本番に大量に汗をかいて手汗でスティックが滑る」

 

ということですね。なので、リハーサル時も少々厚着をしてドラムを叩いて軽く汗をかいておくといいと思います。

 

■終わりに

というわけで、一貫して今回お伝えしたいのはリハーサルはあくまでサウンドチェックなので、あまり楽しまずに、準備をしっかりしておこう、みたいな感じですね。

 

本番で上手く普段通りの演奏ができないで困っている人は、「本番で上手くやろう」と思うのはかえって逆効果なので、行動面から見直すといいかもしれません。

 

ではでは。