ドラム×音楽×ミニマリズム

主に20年近くドラムを続けてわかったことを発信しています。心理学・物理学・ミニマリズムなどを切り口にして、「楽器を演奏すること」を掘り下げて書いているのでドラム以外の楽器をプレイする方たちにも何かの参考になればと思います。【ジャンル】ドラム、音楽理論、ミニマリズム、時々書評や趣味など

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共感覚で音楽を楽しむ?

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最近共感覚の記事が続いているので今回も共感覚のことを書こうかと。

数字と色の共感覚については以前に書いたので、今回は音と色の関係について私なりの感じ方を書いてみます。


まず私の場合は以下の様な音と色との対応関係があります(ちなみに他の楽器奏者に聴いたら見事に違っていました…)。つまり音を聞くと色が頭に浮かびます。


C→青、D→銀色、E→黄、F→エメラルドグリーン、G→茶、A→赤、B→緑

 

補足すると、メジャーとマイナー(つまりメジャーキーとか、メジャーコードと、マイナーキーとか、マイナーコード)では色は変わらず、♯や♭がつくと色が少し薄まるようです。


「じゃあ、C♯とD♭は同じ音程なのでは?」というツッコミも想定はできますが、どうやら私の場合は音と色が結びついているだけではなく、音の名前にも引きずられるようです。

 

あと私は正規の音楽教育は受けていなく絶対音感もかなりあやしいので、キーがCメジャーの曲とか…パッと聴いてキーが判別しやすい曲を聴くとダイレクトに「青」が頭に広がりますが、絶対音感が働かないときは色は出ません。

 

逆に、大きめの扇風機(ファンの音)などを聴いていてEとFの中間を揺らいでるくらいの音程だと、頭の中に黄色とエメラルドグリーンがチカチカと行ったり来たりして忙しいですし、ドリルなどの電動工具やケータイなどのバイブレーションはなぜか音がC#のものが多いのでそんなときも頭の中に群青色が浮かびます。

 

また12音音楽やフリージャズなどキーがない、もしくは曖昧なものも色は出ません。(強いて言えば「黒」に近い感じです)。更に自分の色の感じ方は色彩心理学で説明できるか気になって調べてみましたが、特に法則は見つからず。


というわけで私の共感覚はかなりいい加減であいまいですがどうやら何か存在してるであろうということは明らかなわけです。

で、今回何がいいたいのか?ということですが、先日の記事でも曲の「イメージ」というものは「イメージそのもの」を追求すると、まるで玉ねぎの皮をむくようにつかみどころのないものかもしれないということを書いたと思います。

 

そこで、「聴覚以外」の言葉をつかって曲をとらえると、演奏するにしても作曲をするにしても何かの役に立つのではないかと最近よく思うのです。

 

私は脳の専門家ではないのでこのメカニズムはよくわかりませんが、視覚を司る脳の部位が 音を聴くと反応するのでしょうか…?

ちなみに話がちょっと脱線しますが、偶然最近この本を読みまして、

この本によると…もともと聴覚と視覚を担う脳の部位は違っていて、胎児が最初に獲得するのは聴覚で、視覚はその後に発達します。

そしてもともとバラバラだった両者を「言語」で結びつけて人間は発達するそうですが、この「視覚」と「聴覚」を受け取る過程での「ずれ」や「ゆらぎ」に着目してさまざまな切り口で議論が展開されています。内容は結構難しいですが興味のあるかたは是非。


話をもとにもどして、たまに自分の中での「音」と「色」がかなり近い状態でリンクすると(一致とは言い切れませんが)、というかそういう曲に出会うと、「聴覚」だけで音楽を聴いている状態とはもはや言えなくなり、鮮烈な体験となります。

 

そこでひとつ紹介したい曲が。昨年惜しまれつつ解散したバンド、Rphaelが2000年に発表した「Evergreen」という曲。

www.youtube.com


この曲のキーはB♭、「緑」のキーです。そして青年期の葛藤と希望を新緑に例えた歌詞と緑を基調としたPV…これらがすべてリンクしている名曲です。

発売当初聴いたとき私は自分の共感覚について認識していなかったのですが、初めて聞いた時に感じた感覚はこれだったのだと後になってわかりました。

 

ちなみにカラオケでは高すぎて原曲のキーでは歌えないので、なくなくキーを下げますがそれだけでイメージがかなり変わります(キーによってイメージがかなり変わるという経験に関してはしたことある方もいるのでは?)。

 

というわけでまたまた共感覚のお話でした。

ではでは。