ドラム×音楽×ミニマリズム

主に20年近くドラムを続けてわかったことを発信しています。心理学・物理学・ミニマリズムなどを切り口にして、「楽器を演奏すること」を掘り下げて書いているのでドラム以外の楽器をプレイする方たちにも何かの参考になればと思います。【ジャンル】ドラム、音楽理論、ミニマリズム、時々書評や趣味など

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弱く丁寧にドラムを叩く…その理由

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今回は純粋にドラムのお話です。最近個人練習をしていて感じたことをつらつらと書いてみます。


まずは感覚的なことについて。私は今は個人練習をするときはメトロノームは全く使わずにひたすら曲を流してそれに合わせて叩くという練習をしてます(もちろんドラム歴が浅いうちはメトロノームは使った方がいいと思います)。

そして今はそれなりにドラマーとしても活動してるのでやるべき曲があるからそ、練習曲は決まってしまいますが、何も予定がなかった暇だった時期(数年前?)は好きな曲を流して一緒に叩いてました。


ちなみに私が個人練習によく使っていたのがこの曲。

「Winter Fall」

ご存知ラルク・アン・シエルのヒット曲ですが。
何故この曲を使っていたかというと…

この曲は歪んだギターがかなり控えめで(歪んだギターがメインのアレンジだとリハスタでは自分のドラムの音に曲がかき消されてしまいます)、
かつアンサンブルのバランスが絶妙(ストリングスやホーンが程よく入っているし、ドラムが楽曲の中でどの役割を担えばいいかかわりやすい)、

ドラムがシンプル(ほぼバスドラ、スネア、ハイハットのみ)。ということなので、ひたすらリズムを刻むことに専念できるこの曲を流して一緒に叩くと今の自分の状態がよくわかるのであります。


更にドラムはシンプルでありながら本物と同じように叩くのが難しいです。いわゆる「演奏してみた」系の動画でいろんな人が叩いているこの曲を聴いてみると本物との違いがとてもよくわかります。

で、話を本題にもどしていくと、私の場合、個人練習に関して、日によってムラがかなりあります。具体的にはどうにも身体が動かずやる気がでない時が10回に1回くらい。なのでそんなときは焦ってフルパワーで叩こうとするとかえって逆効果(下手したらマメができたり古傷の手首が痛くなったり)。

 

「そんな日もあるかな」くらいの開き直りが、自分も責めなくて済むし次回へのモチベーションも出ていいことづくめ。

 

「でも折角スタジオ代払ったし…何か練習しなきゃ」
という気持ちも正直なところ。

そんな時にオススメしたいのが…今回のテーマの「弱く正確に叩く」練習です。
ロック系のドラムをやっていると、どうしても「大きい音を出さないと」
と思いがちですが、以外と大きい音って出そうと思っても出せないというか、無理に出す大きい音は、耳に痛い音になります。
なので目指したいのは「太い音」です。


太い音をだす方法はまた後日書こうかと思いますが、要は練習が不調な日は小さい音で練習をするということを提案したいわけです。本番ではないので、小さい音でも丁寧に叩く練習をすればやった分だけ得られるものがあると思います。何が得られるのか?は個人個人のその時の課題によって変わると思いますが。


ただひとつコツというか守るべきことは丁寧に叩くことです。
小さく丁寧に叩くジャンルとしてジャズドラムがありますが、じゃぁジャズの曲を練習するのか?いう具体的なことではなくて、小さく丁寧に叩くことはドラムの土台となる部分だということです。

 

そしてこれは調子が悪い時だけでなく、ドラムを久しぶりに叩く時や、ライブ本番のリハーサル時など、どうしても気持ちが先走りがちな場面でもオススメです(私が今まで見てきたリズムの気持ちいいドラマーはだいたいこれをやっている気がします)。

しかも意外と小さく丁寧にたたいてると気持ちが乗ってきてふだんと通りに大きい音で叩けてしまうこともあります。

 

ただ面白いことに意外と身体がだるくてしょうがない日に限っていい練習ができたり、逆に好きな音楽を聴いて気分が高揚しているときにドラムを叩くと不調だったリ…なかなか自分と付き合うのも難しいというわけですが。自分の扱い方を探していくこともプレイヤーとしての課題なんだなぁと日々思ったりしているのです。

 

ではでは。