ドラム×音楽×ミニマリズム

主に20年近くドラムを続けてわかったことを発信しています。心理学・物理学・ミニマリズムなどを切り口にして、「楽器を演奏すること」を掘り下げて書いているのでドラム以外の楽器をプレイする方たちにも何かの参考になればと思います。【ジャンル】ドラム、音楽理論、ミニマリズム、時々書評や趣味など

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ドラムソロが苦手…でもやりたい場合③

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さて前回は「ドラムソロが得意でないけど振られてしまった」場合について、

「シンプルにかっこよく聴かせる」ことを目指して、ざっくりとしたソロの組み立て方を書きました。

 

ちなみに前回は「前半・中盤・クライマックス」というざっくりとした三部構成の組み立て方で書いてみましたが、これに慣れてきたら「起承転結」の四部構成で考えてみるのもいいと思います。要するに4コマ漫画と同じで、流れがとにかく大事ということですね。

 

そして今回の記事は補足的なことをいくつか紹介していこうと思います。

 

 

【それでもやっぱり不安だから書き譜を書いておけば安心?】

 

書き譜というのは、つまり楽譜です。

いわゆるバンドスコアに書いてある五線譜ですね。

 

で、早速結論から言うと「安心ではない」と思います。

もちろん、紙の上でいろいろ書いてみて考えるのはいいと思うのですが、

それだとドラムソロの「流れ」の感覚をつかむ練習としては不十分化かなと。

 

つまり通常の曲を叩くときと、ドラムソロを叩くときって、身体の感覚や意識の置き所は別物だと私は考えます。

 

この辺はギターやピアノでアドリブが取れるとわかりやすいのですが、

ドラムソロを完全に書き譜で決めて叩くと、アドリブ感が薄れてしまうので、

この記事でいうところの「シンプルにかっこよく聴かせる」ことから少しそれてしまうかなと。

(まぁ、ザッパのブラック・ページ#1みたいなドラム・ソロ曲もありますが…ここまでキメキメだとこれはこれで良いんですけどね)

それなので私は、「書き譜」みたくキッチリ書かずに、白紙にメモ書き程度のものにして、あとはメトロノームをいろんなテンポにして練習しています。

 

ちなみにメトロノームに合わせて叩いているわけではありません…あくまでも小節の頭を見失わないためです。

 

【ドラムソロはそうやって練習すればいいのか?】 

 

せっかくメトロノームの話がでたのでちょっと触れておきますと、

「ドラムソロを練習したい」

という漠然としたテーマがあるなら、私はメトロノームを使った練習をお勧めします。

それで使い方なのですが、いろいろ試してみた結果、テンポを3種類に分けて練習してみるとある程度の状況に対応できるかなと思いました。その3種類とは、

 

①遅いテンポ(BPM80程度):いわゆるバラードのテンポです。バラードでドラムソロを叩くことはまぁないかと思うのですが、重い曲調ならこのテンポもあり得ますね。このテンポで練習する目的としては「32音符の感覚をつかむ」というものがあります。

 

つまりこのくらいのテンポで音を詰め込むとすると、16分音符だとゆっくりなので、32音符を叩くことになります。つまり、BPM80ならば、BPM160の16分音符と同じですね。この32音符の感覚がつかめてくると、通常の曲でもアクセント的にヴィニー・カリウタみたいなフィルが入れられて幅が広がると思います。

 

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②ミドル・テンポ(BPM120程度):シェイクと呼ばれるリズムなど、ドラムソロが取りやすいテンポかなと思います。なので、とりあえずこのあたりのテンポでいろいろ試してみるといいと思います。

 

ちなみに、ドラムソロをかっこよく聴かせるコツとして、「小節をまたぐ」というテクニックがありますが(神保彰氏のドラムソロでよくみられる気がします)、

 

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その練習をする際もこのあたりのテンポがやりやすいかなと思います。

その際は、例えば4/4でクリックを鳴らしながら、一拍目だけの音を変えて何も考えずに自由に叩くのに慣れてみるといいと思います。

 

その練習を繰り返していると、以前の記事「ドラマーあるある①」で書いたように、頭の中でカウントをとるという行為を自動化できるようになると思います。

 

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というわけで基本はこの①と②の、2種類のテンポで練習するところから始まるかと思いますが…

もう少し書きたいことがあるので、まだまだ続きます。

 

ではでは