ドラム×音楽×ミニマリズム

主に20年近くドラムを続けてわかったことを発信しています。心理学・物理学・ミニマリズムなどを切り口にして、「楽器を演奏すること」を掘り下げて書いているのでドラム以外の楽器をプレイする方たちにも何かの参考になればと思います。【ジャンル】ドラム、音楽理論、ミニマリズム、時々書評や趣味など

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無免許ドラマーの悩みとミニマリズム②

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さて前回からの続きです。

 

なぜ

 

「ローディなどがついていなくて全部自分で機材を運ばないといけないドラマーは自分の機材を必要以上に持つべきではない」

 

なのか?

ということですが、悲しいかなドラマーは一人では「音楽」はできないので、

テリー・ボジオ神保彰氏は例外として…)

ドラマーが関わる人たちの視点で考えていきたいと思います。

 

(この辺から結構個人的な意見な続くと思われますが…あくまで私の考えなのでご了承を)

 

①バンドメンバー:

 

私は一応、他の楽器(ギター、ベース、鍵盤)もできるので、ドラマー以外でバンドに関わっていたことがありまして、その時にバンドのドラマーというポジションを客観的に見たことによりいろいろ考えさせられました。

 

つまり他の楽器パートの立場からいうとドラマーには

 

「気持ちいいリズムをたたいて欲しい」

 

わけです。これが最優先事項です。

 

なので、機材が多くてセテッィングや片づけに時間をかけてまで、細かいドラムのフレーズとかにこだわらないで欲しいなぁ…

 

というのが素直な感想でしょうか。

 

更に、自分の機材が多すぎて他のメンバー(特に身軽なボーカル)に運ばせるのはちょっと…申し訳ないですね

 

②ライブハウスのPAさん:

 

まず、アマチュア~セミプロのバンドが小規模のライブハウスでやる場合、細かいドラムのフレーズは周りの音(特にギターやキーボードの音に隠れるような気がしますね)に埋もれてしまうことが多いです。

 

更にドラムセットの数が多いとライブハウスのPAさんに余計な数のマイクを立てさせることになり…私もPAさんを困らせてしまったことがありました。

 

つまり、点数の多いドラムセットはあまり小規模のライブハウスに適していないのですね。

 

(ただし、著名なバンドがワンマンとかで小規模のライブハウスを貸し切ってやる場合は準備に時間をたっぷり使えるし、そもそも楽器のグレードが違うので別ですけどね)

 

③音楽の聴き手:

 

そして、一番重要なのが音楽の聴き手です。これは結論から言うと

 

「そんな細かいことは聴いていない」

 

です。私も他のバンドのライブを見に行っても意外とミスには気が付きません。なので楽器をやっていない人からしたら細かいところの違いはわかりません。

 

そんなものです。なのでまずはレンタルのドラムでもしっかりと鳴らすこと、そして安定したリズムと、わかりやすいフレーズ…

 

この辺がお客さんに訴えかける要素ではないでしょうか。

 

④ドラマー仲間:

 

どうしても対バンや周りのドラマー仲間の腕前や機材は気になるところ。リハーサルのサウンドチェックでも張り切って叩いてしまったことがある人もいるのではないでしょうか。

(恥ずかしながら私もそうでした…)

 

しかし、そこで機材でちょっと周りのドラマーと差をつけても所詮は

 

「どんぐりの背比べ」ですね。むしろ、どんなレンタルのドラムでも「自分色」に染めて叩いてしまうドラマーの方が比較にならないほどかっこいいと思います

 

というわけでいろいろな視点で考えてきましたが、このテーマの後半に行きましょう。

 

今回の記事の題名につけた「ミニマリズム」という言葉…これはミニマル・ミュージックのことではなく、

 

ミニマリスト=必要以上にものを持たない人」

のことです。私もここ一年くらいでその考えにすっかりハマってしまったのですが、

よくよく考えるとことドラムに関してはすでに実践していたわけです。

 

つまり、ある時から「機材を大量に頑張って持ち歩く」ことに疲れてきってしまい、

スネアドラム・ツインぺダル・チャイナシンバルを残して全部売ってしまったのです。

 

(ちなみに今は手元にはスティックしかありません…これはさすがにまずいとは思っていますが)

 

こうすると何が見えてきたか?

 

それは「ドラムって…バスドラム・スネアドラム・ハイハット以外あんまり使わないな」

 

という当たり前のことでした。

するとよりその一打一打を大切にするわけですね。

そしてこれが「プロの音」の正体だと思います。

 

というわけでこの辺からドラムに対する考え方がより「自由に」なった気がします。

すると、不思議と「○○の様になりたい」という気持ちもなくなってきて、

 

「いかに、バンドの音楽の一部になれるか?」ということを考えるようになりました。

 

…といろいろ書いてきましたがまた話がとっ散らかりそうなので

 

では、このテーマに沿って具体的にリハーサルやライブの場ではどうすればいいのか?

 

についてまた次回に書いていきます。

 

ではでは。