ドラム×音楽×ミニマリズム

主に20年近くドラムを続けてわかったことを発信しています。心理学・物理学・ミニマリズムなどを切り口にして、「楽器を演奏すること」を掘り下げて書いているのでドラム以外の楽器をプレイする方たちにも何かの参考になればと思います。【ジャンル】ドラム、音楽理論、ミニマリズム、時々書評や趣味など

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ドラム

ジルジャンのドラマー用耳栓の使い心地が良かった

「ミュージシャンは耳が命」ということで、今回は耳栓の話。まぁ結論からいうと、耳栓はしないに越したことはありません。こう書くと身も蓋もないんですけど、最近ドラマー用の耳栓がありまして、それに関する記事です。 ちょっと話が飛びますが、先日の記事…

「スタジオラグへおこしやす」ブログ更新情報その⑦~スネアドラムのセッティングのコツ~

というわけで今回も月1の投稿をこちらにさせていただきました。 www.studiorag.com 今回はスネアドラムのセッティング「のみ」について書いたのですが。 やっぱり一度では書ききれない部分があったので…この場ではまた補足を。 スネアドラムにもいろいろな…

ドラム=スポーツ?

前回は「エッセンシャル思考」を参考にドラマーの個人練習のメニューの考え方について書きました。 今回も書き足りなかったことがあったのでその続きです。 さて前回の記事ではドラムの個人練習の際に、 ・ルーディメンツなどのスネアドラム単体の練習はなる…

ドラマーの個人練習のメニューの組み方のコツとは?

今回はドラムの練習メニューの組み立て方について。 まぁこれもその人の目指すところや、現在のドラムの習熟度によって違うのですが、今回は「近日中にライブが控えてる」場合に絞って考えてみましょう。 このようなケースの場合、よりクオリティの高い演奏…

演奏における「個性」の正体とは?

今回はドラムの概論的なお話です。 よく「才能」とか「個性」とか「世に出れるのはほんの一握り」なんて言われていますが、まぁ確かにそうなんですが、これって一体なんなのでしょうか。 今回は特に「個性」にフォーカスして考えてみたいと思います。 ただあ…

時間の3種類の概念について

今回は音楽概論的なお話と、ドラムの話少々。 先日に東京・代官山のここのライブハウス、 豆風ライブハウス 代官山「晴れたら空に豆まいて」 にジャズミュージシャン・文筆家の菊池成孔氏と精神科医の名越康文氏のトークライブを見に行ったのですが…その時に…

ドラムパートの作り方のヒント~ハーモニックリズムを使う~

今回はドラムの概論的なお話。 最近ふと思ったんですがオリジナル曲のドラムのつけ方ってあんまり体系化されてないような気がしまして。一番よく知られているのはバスドラをベースに合わせるとか、でしょうか。あとは、ジャムセッションとかで、目立つメロデ…

「スタジオラグへおこしやす」ブログ更新情報その⑦~ツインペダルのセッティング入門~

今回もこちらに投稿させていただきました。 www.studiorag.com ちなみに先月の記事はとても多くの方が読んでくれたらしく…ブログやっててよかったと思える瞬間ですね。 こっちのブログは他人様の場をお借りしているので、本文はわりとかしこまって書いている…

カラオケを使ってドラムを上達させる方法とは?

今回はドラム演奏の概論的なお話。最近また下手の横好きが高じて一人でカラオケによく行きます。理由はこの曲が無性に歌いたくなったからです笑 www.youtube.com 以前にもこちらで書きましたが。 www.drum-lesson.net LUNA SEAのアルバム曲の長い曲が好きで…

果たして「演奏」は「対話」なのか?

今回はドラム演奏の概論的なお話。 もうかれこれ一年以上前になりますが、ひょんな事からこちら(オープンダイアログ)関連のワークショップに行った時に聞いた言葉で最近またじわじわと効いてくるものがあるのでご紹介。 それは…「対話と演奏は似ている」 …

ドラムソロとゲシュタルト心理学

今回は再びドラムソロのお話です先日、モーションブルー横浜に菊池成孔ダブセクテットのライブを見に行きました。(奇しくもこのライブが解散ライブだったようで…残念)。 www.youtube.com ちなみにモーションブルー横浜は横浜みなとみらいの赤レンガ倉庫の…

ミスショットを防ぐには?

最近スタジオラグさんのブログの方で速いエイトビートを叩くコツみたいなことを書きましたが…もう少しこのテーマから掘り下げてみましょう。今回のテーマは「ミスショットを防ぐコツ」です。始めにミスショットとは何か?といえば、スネアドラムを叩こうとし…

「スタジオラグへおこしやす」ブログ更新情報その⑥~速い8ビートの叩き方~

ちょっと間が空きましたが、だいたい月一ペースでスタジオラグさんのコラムに投稿させていただいてます。今回のテーマは「速い8ビートを叩くコツ」。今回はだいたいテンポでいうとBPM180以上くらいからを「速い」と定義して書いてます。 www.studiorag.com …

言語が演奏をつくる?②

今回も「サピアウォーフ仮説」をネタに、日本人ならではのドラミングの表現方法について考えてみます。 前回は日本語の発音が、私たち日本人の演奏に与える可能性について提起してみました。 そこで具体的な例を挙げてみます。 決してピ●太郎を意識したわけ…

言語が演奏をつくる?①

今回はドラムの概論的なお話です。しかも学術的な根拠の裏は一切とっていない、言ってみれば完全に私の妄想に近い話であるということを最初にお断りしておきます。 というわけで、ことの始まりは先月のリズム&ドラムマガジン8月号に興味深いトピックがあっ…

ドラマー的・真夏のクーラー対策

夏です。今回はドラマーの服ネタです。ここまで過剰に気候のことを気にするのは私だけかもしれないので共感されないの承知で書きます。興味のある方はご覧いただけるとうれしいです。 まぁ冬は冬でまた別の問題が出てくるのですが…真夏のリハーサルスタジオ…

いろんなバスドラムを鳴らしておこう②

というわけで前回からの続きです。 前回は、価格帯の低いドラムセットのバスドラムは低い成分の音は出しにくいとは書きましたが、ドラムはアコースティック楽器なので… 「低い成分の音がでる」「低い成分の音が出ない」と完全に白黒分けられるものでもなく、…

いろんなバスドラムを鳴らしておこう①

今回はドラムの概論的なお話。私は(自称)ミニマリストという立場でこのブログを書いておりますが、このブログを始めた当初は、自分の機材を持たないでいかに備え付けのドラムセットを使うか?なんていう話をよく書いていました。 最近ドラムを叩いていてこ…

ドラマーなら知っておきたい?身体のこと④

というわけで前回に引き続き、「ドラムを長時間叩くための持久力を向上するためのトレーニングの考察」をテーマに書いています。意外と長引いたこのテーマも今回で終わります。 今回はその中で具体的に私がやってみて良かったものをご紹介。 前回の記事でジ…

ドラマーなら知っておきたい?身体のこと③

今回は引き続きドラマー的身体とトレーニングの話。話があちこちに飛びながらようやく②の話です。 軽くおさらいすると②とは「ドラムを長時間叩いても大丈夫な持久力のための体つくり」のことです(詳しくは前と前々回の記事をご覧ください)。 ここであえて…

ドラマーなら知っておきたい?身体のこと②

というわけで演奏家とトレーニングの関係について前回の結論をもう一度。①身体の動かし方を脳にインプットする②持続した運動に耐えうる身体を作る この2本立てでやることを提唱してみました。そして今回はこの続きですが、今回はドラマーの場合によせて考え…

ドラマーなら知っておきたい?身体のこと①

今回はドラマーと切っても切れない身体の話について。 私は特にスポーツの専門家でも何でもなく、更に学生時代は体育の成績が学年の下位5パーセントに常にランクインしていた程の運動嫌いで、ドラムのために始めたトレーニングがかれこれ10年近く続いている…

ギタリストでない方にも…一家に一台

私がここのブログで度々、「ドラマーでも他のメロディ楽器が1つは出来ること」を推奨してますが、今回はそんなお話です。 まず改めてそのメリットを思いつく限り挙げてみましょう。 ■コード進行を理解できるので、曲想の理解が深まる。つまり曲にあったドラ…

グルーヴのないリズム

今回もリズムの総論的なお話。 前回の記事でオフビートについて書きましたが、よく言われることとして、極端にいえば演奏を活かすも殺すも休符次第なんて話はよく聞きます。というのも人間は機械ではないので完全にずれのないリズムを打ち出すのは物理的に不…

オフビートはやっぱり大切だった

さてまたこの記事の内容を引っ張りますが… www.drum-lesson.net 簡単におさらいすると、ひょんなことからカナダのプログレッシヴ・メタルバンドであるIntervalsというバンドの「Mata Hari」という何とも変拍子&ポリリズムだらけの難曲をコピーすることにな…

ざっくりいうと「一発入魂」のような話

前回の記事の最後に、私は多点セットと3点セットどっちも好きですみたいなことを書きましたが、今日は何となくその続きを。 確かにある時期のマイク・ポートノイの様に多点セットと3点セットを曲中に行き来したりという器用なドラマーもいたり… www.youtub…

ドラミングとウィルパワーの関係とは?

今回もドラムの話を。ただ割かし抽象的な話ではありますが。 まず今回の題材の本からご紹介。 メンタリストDaiGo氏の2016年の著作「自分を操る超集中力」です。 この中の前半部のキーワードに「ウィルパワー」というフレーズがあります。 とくに心理学系のテ…

ドラムの練習事情を考える②&イメトレのすすめ

というわけで前回よりドラムの練習事情について書いています。前回の項目は… ①エレドラ(電子ドラム)での練習では生ドラムの練習はまかなえない ②短時間でも良いので頻繁に個人練習ができる環境調整 以上この2点を書きました。では続きをいってみましょう。…

ドラムの練習事情を考える①

このブログも初めて半年になりますが。最近は音楽ネタが尽きたら他のことを書こうと思いつつ…意外とネタが尽きないので今回もまたドラムの話を。 ドラムの話をすると頻繁に「どこで練習しているのか?」と聞かれます。我々(?)東京人は住宅事情から、ドラ…

いわゆる「難曲」を分析してみました

少し前の記事でこの曲をコピーすることになったことを言いましたが。 www.youtube.com 今回は難しい曲を演奏することに生き甲斐を感じるというストイックな方に向けてお届けします…。 というわけでこの曲はカナダのプログレッシヴ・メタルバンドのIntervals…

演奏の上手さを決める微差力

今回は主にドラムの奏法のお話。 そして今回の題材はこちら。Alexandrosの2015年発売の「ワタリドリ」。 www.youtube.com 私は残念ながらAlexandrosについての予備知識は全くないのですが、最近諸用でコピーすることになり叩いてみて気づいたことを書いてみ…

「ガツン」とした音?

今回は楽器奏法の概論的なお話を。 私は仕事柄よくギターを弾きますが、「どうすれば弾けるようになりますか?」とよく聞かれます。 そしてこの場合の質問の意図が実は「ギターを弾けること=曲のコード進行が抑えられるようになること」という場合がよくあ…

「スタジオラグへおこしやす」ブログ更新情報その⑤

サイドバーのリンクにも貼ってありますが、このブログ開始当初から並行して、京都の音楽スタジオ「スタジオラグ」さんのHPのコラムの方でも連載させていただいております。 あるごん | スタジオラグへおこしやす 今回の記事はこちら。 www.studiorag.com 今…

弱く丁寧にドラムを叩く…その理由

今回は純粋にドラムのお話です。最近個人練習をしていて感じたことをつらつらと書いてみます。 まずは感覚的なことについて。私は今は個人練習をするときはメトロノームは全く使わずにひたすら曲を流してそれに合わせて叩くという練習をしてます(もちろんド…

ドラミングに使える「共感覚」とは?

今回はタイトルこそ違えど、前回の続き的な内容なのですが。いわゆる「共感覚」の話です。共感覚というものは、人間の五感(専門用語でサブモダリティとも呼んだりします)である視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚が一度に二つ以上感じる感覚のことで…私はどうや…

ドラミングとミニマルミュージックの関係

さて前回より記事のテーマを広げる宣言をしたものの結局は今回も前置きの長いドラムの話になりますが。 今回のメインテーマは以前こちら↓でも書いた、ドラマーの演奏中の意識状態についてを、また別の切り口で書いてみようかと。 www.drum-lesson.net ところ…

「インナーゲーム」とは?の補足

今回は前回のインナーゲームの記事の補足的な記事を書こうかと思って下書きはしたのですが…どうにも最近困ったことというか、最近また読書量が増えてきてドラムの話題のみで記事を書くことが難しくなってきたので、試験的にちょっとブログの指向性が変わるか…

「インナーゲーム」とは?

またしてもいきなりドラムとは関係ない話なのですが、私が以前から見ている動画の一つに、コンテンツが無料にしてはかなりの数とクオリティなものがあります。それが東京・赤坂のコーチング養成スクールの「チームフロー(今は社名が違うようです)」さんの…

「脱力」について②

というわけで前回からの続きですが。 ”「脱力」という言葉のトリック”というトピックから参りましょう。そもそも言葉って受け取り方は人それぞれな部分がありまして、私の場合は「脱力」という言葉を、ヨガの「死体のポーズ」のような「完全に弛緩している」…

「脱力」について①

ドラムをやっていることを人にいうとよく「始めたきっかけは?」と聞かれます。 私の場合はちょっと世代がずれるのですが、私の前後の世代が通る道として御多分に漏れずX JAPANがきっかけなわけでして、1997年の解散直前にどっぷりと聞いていたのでもうかれ…

フィルインのネタを増やしたい②

というわけで、前回の続きですが、 私がひたすら複雑なフィルイン収集に明け暮れていた時期に、教則本である程度学んだ次に何をしていたのかということですね。 ちなみに前回ひとつ書き忘れたので補足しますが、昔は一応まじめにルーディメンツも練習してい…

フィルインのネタを増やしたい①

つい数日前に今やっているバンドで久しくやっていない曲をおさらいするために、ふと手製の楽譜を引き出しの奥から引っ張り出したら、当時(数年前?)の自分のフィルイン(オカズ)に関してびっちりと書かれたメモがでてきて非常にまじめにドラム譜を書いて…

「スタジオラグへおこしやす」ブログ更新情報その④

サイドバーのリンクにも貼ってありますが、このブログ開始当初から並行して、京都の音楽スタジオ「スタジオラグ」さんのHPのコラムの方でも連載させていただいております。 詳しい経緯はこちらを見ていただくとして… www.drum-lesson.net 今回の記事はこちら…

「本番に緊張する」メカニズムについて考えてみました

先日久しぶりにちゃんとしたライブに出演しまして、いろいろと思うところがあったのでこちらでも共有できればと思い今回は「ライブ本番」をテーマに書いてみようかと思います。 よく、「本番は練習の力の○○%しか発揮できない」なんて言われていますがこの事…

服装と奏法のアンビバレントな関係③

というわけで前回2回にわたり服装と奏法の関係性からドラミングについて考えています。くどいですが再度リストアップしてみましょう。 【ドラマーの服装の問題点について】 ①暑い‼ ②袖やブレスレットが引っかかる ③スキニー系のパンツが窮屈 ④ビーターが裾に…

服装と奏法のアンビバレントな関係②

今回も前回同様に、ドラムと服装の関係について考えていきたいと思います。 前回の項目だけリストアップするとこんな感じです。 【ドラマーの服装の問題点について】 ①暑い‼ ②袖やブレスレットが引っかかる ③スキニー系のパンツが窮屈 というわけでこの続き…

服装と奏法のアンビバレントな関係①

今回はドラムの話ではなく服の話を。と思ったら、結局ドラムの奏法の話も書けたので、記事として挙げてみました。さすがに何も着ないで叩くわけにもいかないので笑、服装をネタにドラミングについてたまには考えてみるのもいいかなと思います。 以前に、この…

「スタジオラグへおこしやす」ブログ更新情報その3

サイドバーのリンクにも貼ってありますが、このブログ開始当初から並行して、京都の音楽スタジオ「スタジオラグ」さんのHPのコラムの方でも連載させていただいております。 あるごん | スタジオラグへおこしやす 詳しくはこちらを見ていただくとして、 www.d…

どうして何度練習してもミスするのか?

以前にこの記事で… www.drum-lesson.net www.drum-lesson.net www.drum-lesson.net 演奏中にドラマーは何を考えるというか、どのような意識状態にあるか?ということを書いてみましたが、今回はその付け足しというか、続きです。 というわけで今回のトピック…

リズムの微分積分

というわけで、ドラムソロについて書き連ねたシリーズは一旦前々回でしめたのですが。もう少し書いてみようかと。 以前この記事で、 www.drum-lesson.net 「ドラムソロをかっこよく聴かせるコツとして小節線をまたぐ」 ということを書きました。今日はこれに…